前回の記事の続きです。
先にこちらを読んでいただけると幸いです。
無事転職を果たし2回めのJavaの研修が始まります。
といっても地獄のブラック現場での経験があるのと通退勤で毎日勉強していたので、基礎知識については問題ありませんでした。
なろう系小説の主人公の如くガンガンカリキュラムをこなしていきます。
突然の展開
この会社の研修では各ステップ毎にテストがあります。
このテストは1問1点の100問あるテストで合格点は90点でした。
なんとこのテスト三回落ちるとクビになってしまうそうです。笑
おったまげです。
私の場合実務経験もあったので問題なかったのですが、9割が未経験者で前提知識なしの状態だとかなり難しいと感じました。
実際2人程クビになった人を見ました。
これは法律的に許されるのでしょうか?
私は人づきあいが得意ではないのであまり詳しいことは結局聞けずじまいでした。
1ヵ月と少し程で研修も終了し、現場面談も無事終了します。
現場面談ですが、行く途中に横をゴミ収集車が通り過ぎてにおいで吐いた思い出があります。笑
面談場所の近くだったのでどうすることも出来ず酸味を効かせたナイススメルで突入しました。
未経験者の時は現場面談も全然決まらなかったのですが、一つ開発経験を積むだけでこんなにも通過が楽になるとは思いませんでした。
内容は前回の開発現場での担当業務の説明→案件内容の説明→質疑応答の流れで終わります。
これはどこも同じような流れですね。
不満点
面談を設定する前に営業さんとこんなやり取りをしました。
営業「プロジェクトの希望はある?」
私「実装工程の経験は積みたいです。
あと、最初の案件だけでいいんですけど不安なので自社の先輩の下に付けてほしいです。」
営業「なるほど。それくらいならOK。」
~~~面談セッティング後~~~
営業「明日面談ね。場所は●●で案件は●●な感じ。」
私「なるほどっす。先輩がいるとこなんです?」
営業「4年くらい前にうちの会社から一人入ってたよ。」
私「???
今はいないんですか?」
営業「いないよ。」
おったまげです。
最初は不安だから先輩をつけてほしいとお願いしてそれを了承してもらいました。
結果ふたを開けてみると昔取引があっただけというだけなのです。
これのどこに不安をぬぐえる要素があるのでしょうか?
入って2ヶ月も経過していませんが、この時点で私は営業を信用することは出来なくなりました。
どうせ会社は腐る程あるのです。いざとなったらやめてやろうの精神でした。
いざ現場へ
今回の私の業務はスマートフォン向けの新規Webアプリの開発業務でした。
基本設計から携われたのですが、担当は実装段階で増員予定で設計は私一人です。
私は当時設計書というものをそもそも見たことがなくかなり不安でした。
事前にそれも伝えてはいたのですが、担当が変わることはありませんでした。
今思うとそんな奴に設計を任せるなんてイカれてると思いますが、キャリア的にはありがたかったです。
他プロジェクトの成果物を見せてもらいその設計書を参考に書いてみますが、結局かなりのリテイクをもらいました。
まぁ仕方がない気もしますが....。
この頃は休日出勤はなく毎日2時間~3時間程の残業でした。
現在の感覚だとかなり多いと思ってしまいますが、当時は地獄の淵から舞い戻ったばかりだったので余裕です。
そのまま何事もなく増員しプロジェクトも順調に進み無事納品へと至ります。
その後、私はそこの現場で既存システムの改修等で1年程過ごすこととなります。
こちらはまた別途記事にする予定です。
得られたもの
・新規開発プロジェクトでの基本設計~リリースまでの一貫した経験
設計の経験が積めるのは何年か経ってからだと思っていたで、ありがたいと思いました。
あと一貫した経験も先輩や他エンジニアから羨ましがられたので、何がいいのか未だによくわかりませんがいい経験だったのだと思います。
・チーム開発経験
実装工程から増員したので作業割り振りや作業見積りの経験が積めました。
このあたりは当時何も感じませんでしたが、後々の業務で経験しておいてよかったと感じましたね。
ただフレームワークの経験は積むことが出来ずここはServletを使っていたのでそこが少し不満でした。
では、また。