非正規派遣エンジニアの日常

ニートと派遣の繰り返し

【東京ブラック客先常駐編】社内研修

研修について書きます。

専門知識が必要な業種、職種の場合社内研修は大事です。

エンジニアの場合未経験独学で勉強しようとしても最初の環境構築(設定)で詰まる人も多いのではないでしょうか。

ネットで客先常駐(以下SES)系企業の研修体験談等見てみるととんでもない内容が出てくることが多いですが以外と基礎を学ぶという意味ではしっかりしてる企業も多いんじゃないでしょうか?

私が在籍していた会社の研修は当たりの部類だったんんじゃないのかなーと思います。

私の場合未経験でそもそも勉強をすることじたいにも慣れてなかったので、結構きつかったです。

わからない言葉を調べるとその説明でわからない言葉が増えるみたいなことがよく起きるのでストレスマッハになります。

 

客先常駐とはざっくりいうと派遣元の会社で正社員として雇用され派遣先の企業で働きます。

IT業界は8割この形態な気がします。

派遣先の会社と受け入れ面談(面接のようなもの)もあるので就職時と配属時に二回面接があるのですが、私の場合ここでかなり落ちました。

 

研修スケジュール

Java基礎学習(3日)

Javaバッチアプリ作成(5日)

SQL基礎学習(2日)

・Webアプリ開発基礎学習(5日)

・Webアプリ作成(2週間)

フレームワークを使用したWebアプリ作成(1週間)

・面談練習

 

何日かはうろ覚えでしたが大体こんな感じでJavaエンジニアとして働くうえでの最低限の知識は身に付きます。

講師もいるのでわからない箇所があれば質問できます。

しかし実際は1ヵ月をすぎたあたりから配属先との面談が入ってくるのでこんな調子で進めるのはまず無理です。

同期が20人程いたのですが、6,7人くらいは1ヵ月程度で現場にドナドナされてました。

知識がほぼない未経験状態での出荷だと単純作業しか割り振られないようでして、給料上がらない→転職しようにも市場価値も0に近いオワタ式のキャリアを築くことになります。

ネットでよく客先常駐の会社はやめておけといわれるのはこのあたりが理由ですね。

 

ある日の研修生の一日

9:00 出社、朝礼

ここで一日何するかを講師に報告します。

この報告内容を達成できないと翌日別室行です。詰められます。

定時に帰りたいが為舐めた報告をすると即日別室行です。

 

10:00 営業からの突然の面談依頼

当日いきなり14時から面談ねといった風に知らされます。

おったまげです。

 

14時 面談

営業に連れられて面談に行きます。

直接派遣先にいくのではなく中間搾取会社を何社もはさむことになります。

ここで私の身柄は以下のように引き渡されます。

現代の奴隷商はここにありました。おったまげです。

自社→A社→B社→C社→派遣先

間に何社あるか目の前の人間は誰なのかわからないまま面談が始まります。

 

15時 帰社

営業と面談の内容を共有後研修カリキュラムに戻ります。

 

18時 定時

朝講師に報告した内容が完了している選ばれし者のみ帰宅できます。

面談があったから終わらなかったは許されませんでした。

 

19時~20時 帰宅

日によって変わりますが帰ります。

研修ではそんな長時間残ることはありません。

 

面談について

これは会社によるのですが、私のいた会社ではスキルシート(職務経歴書)の偽装を行っていました。結構今じゃ有名はなしですね。

私も同期もみんな未経験でしたがみんな等しく経験3年のエンジニアとして出荷されます。

これは単純に未経験者を受け入れてくれる現場が少ないからだと思います。

まぁ面談でちゃんとした会社のベテランさんと話することになるのでバレてはいそうなものですが...。

面談も結局10社近く私の場合落ちました。

研修のカリキュラムもあったので結構悩みましたがなんとか一社合格することが出来ました。

 

次回から開発現場について書いていきます。

では、また。